高野山で夕方以降にお楽しみいただける文化財のライトアップ。
私のイチオシは根本大塔です。紅葉の時期の根本大塔は迫力満点ですよ。この根本大塔のライトアップをバスの車内からお楽しみいただくこともできるんです。秋冬シーズンに一日一本だけ、夕方に走る大門発(大塔口経由)高野山駅前行に乗ると大迫力のライトアップを堪能できてしまうんです。
積雪の時期も凄くきれいなので、ぜひ、移動時間を上手に使えるバスからの眺めをお楽しみいただきたいですね。
高野山を巡る南海りんかんバスが止まる停留所は文化財に近い場所。降りたらすぐに観光名所を堪能でき、移動時間を節約できます。
また、停留所は数多くありますので、次の観光スポットまで徒歩で散策してからのバス乗車での移動なども可能です。バスを上手にご利用いただくと充実の高野山巡りをお楽しみいただけます。
自家用車で観光地を周られる場合、駐車場の場所や料金、燃料補給、冬場の路面凍結など気になることが多々ありますが、南海りんかんバスにご乗車いただければもちろんそんな心配は無用です。
皆さまにはご乗車いただくだけ。移動中も車窓から望める高野山の街並みをしっかりご堪能いただけます。
そして、運転をするのは南海りんかんバスが誇る経験豊富なプロの運転士たち。
人通りが多く、車の往来が多い道路でも安全・快適に皆様を目的地までお連れいたします。
迂回運転中
南海りんかんバスの魅力としてお伝えしたいのが、「南海りんかんバス専用道路」です。
ケーブルカーで高野山駅下車すぐ、南海りんかんバスの始発停留所「高野山駅前」から「女人堂」の手前まで、一般車両はもちろん歩行者の方も通行できない“南海りんかんバスのためだけ”の道路がつづきます。自然豊かな山間を縫うように走る専用道路。季節ごとに表情を変えるその車窓からの眺めは、ひとつの観光スポットととしてお楽しみいただけます。
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坂道で曲がり角の多いのが専用道路の特徴です。
約20km/hのゆったりとした運行でご案内します。 -
自然に囲まれ、虫の鳴き声や鳥のさえずりなども
堪能でき、時には野生動物に出会えることもあります。 -
紫陽花、桜、紅葉など季節ごとの草花も
車窓から楽しめます。 -
狭い道幅での対向は見どころのひとつ。
運転士の高度な技術で楽々と行き換わります。
標高が高い高野山は、気温が低いため、春先の桜などは開花が少し遅め。桜のシーズンを逃してしまったという場合も高野山に来ていただくと、美しい枝垂桜などをご堪能いただけます。
逆に紅葉は少し早めで、秋の雰囲気を先取りできてしまいます。また、冬の早朝、誰も通っていない真っ白な道の上を走る景色は息を飲むほどです。ぜひ、四季折々の高野山ならではの景色を、バスの車窓からお楽しみください。
観光シーズンになると一般車両も多く、時刻表通りの運行が難しくなることもありますが、乗客の方に急いでいることを感じさせない運転を心がけています。特に専用道路では、混雑時に立って乗られるお客様をミラーで確認しながら、道幅いっぱいを使ってカーブをゆったり回るなど、揺れを最小限に抑えられるよう気を付けています。実は私の父もバスの運転士なんです。小さなころから父の背中を見て育ち、気がつけばバスの運転士に憧れていました。憧れの職業に就いた今、どんなハンドル・アクセル・ブレーキワークが最適か、季節や状況によって使い分けるなど、大好きな運転を研究する日々です。
私自身、高野山の情報量には自信を持っています。宿の予約も取らずにノープランで来たというお客さんも多いので、宿坊からおすすめのまわり方までをサッとご案内して差し上げることもしばしば。
実は、各バス停から近い宿坊の早見表を自作するなど、必死で勉強しました(笑)。お客様のご質問に即座にお答えできたらカッコいいじゃないですか!
でもこれ、私に限ったことではないんです。南海りんかんバス運転士全員がそうやって勉強し、「運転とガイドの両方でエキスパートになる」という風土が根付いているんですよ。
車両名 | 407号車 |
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年式 | 平成20年10月 |
車名メーカー | 日野 |
定員 | 74人 |
形式 | PKG‐KV234N2 |
運行エリア | 林間田園都市線 |
車両名 | 445号車 |
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年式 | 平成21年11月 |
車名メーカー | 日野 |
定員 | 69人 |
形式 | BJG‐HU8JLFP |
運行エリア | 高野山内線 |
車両名 | 566号車 |
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年式 | 平成7年4月 |
車名メーカー | 三菱 |
定員 | 45人 |
形式 | U‐MK618J |
運行エリア | 高野龍神線、立里線 |
車両名 | 842号車 |
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年式 | 平成24年12月 |
車名メーカー | 日野 |
定員 | 32人 |
形式 | SKG‐HX9JLBE |
運行エリア | コミュニティバス |